神奈川沖浪裏 3D
神奈川沖浪裏 3D
VR (Virtual Reality)の神奈川沖浪裏を見つけました。
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 制作、音響も含めて、Great Waveの世界を堪能できます。
すごいのは、三次元質感画像処理技術により、和紙一本一本の繊維の質感まで再現することに成功していること。
これに加えて 裸眼VR(ゴーグルなしでバーチャルリアリティを体感できる仕掛け)や3Dダイブシアター(絵画の中に没入するように作品の世界観を全身で体感できる仕掛け)といった先端技術が使われていること。
NTT技術ジャーナル3月号 pp.52-55 新型コロナ禍における新しい体験型美術展「Digital×北斎」【破章】の開催 | NTT技術ジャーナル
解像度が極めて高い、つまりデータが重い。その異様に重いデータを軽々と動かして奥行きも再現しています。
絵画の奥行き知覚は、計測が非常に難しいので この作品の技術の高さに圧倒されました。コードを読んでみたい。
... 波間にカツオが跳ねているのも気になりました(笑)カツオ漁だという説を採用なさったのですね。芸が細かい!
壁を弧にして天井も丸く覆われたドーム型シアターにすると、角がなくなってより没入感が増すのかなぁ、と勝手に想像しています。投影の計測に角と平面がmustなのかな。